手紙をしたためて、出逢った全員を自分に惚れさせる。

こんにちは、北海道旅行から帰還し、大阪の実家で自粛生活中のアヤです。

今夜から和歌山入りする予定だったんだけど、しばらく大阪に留まることになりまして。

なぜ帰れなくなったかは、前記事をご参照ください。とほほ

昨日の夜、和歌山のおじいちゃんから電話かかってきて、早く帰りたい熱が…。

さて、時間もできたし、毎日ブログ更新しちゃうもんねー。

今日は29歳独身女子である私が、今まで外さなかった最強モテテクをご紹介します!

それは何か!?ずばり、手紙を書くこと!

えぇ、手紙!(><)ペーパーレスが叫ばれるこの令和の時代にそんなアナログな…!

と思われたそこのあなた!ちょっとお待ちください!

私は断言します。どれだけ時代のIT化が進もうとも、大事な人に気持ちを伝える手段として、これからも手紙は選ばれ続ける、ということを。だからこそ、思考を文字化する技術は、皆が身に着けてしかるべき物なはず。

一応誤解のないようにご説明しておくと、私は全ての男をひっ捕らえんとする女豹ではありませんよ(笑)

手紙が意中の人の心を射止めたい時にも有用に働くことは言うまでもありません。

恋愛ではなく、親しくしている友人や同僚に対しても「自分に惚れさせる」ぐらいのスタンスで対峙した方が良いよ~という話をしたいんです。なぜなら、手紙を書くことで卒業や転職などで一緒にいられなくなったとしても続く、濃密な関係を築くことができるからです。良質な人間関係こそが幸せの大原則だと思うんですが、いかがでしょう。カウンターアーギュメント(反対意見)があれば是非聞かせて欲しいです。

振り返ってみたら、私もこれまでこの人に思いを伝えたい!という大事な局面で、手紙をしたためてきた結果(意中の人も含め)、素敵なことが沢山起きました。うわぁ~損した!書かなきゃよかった…と思ったことはただの一度もないんですよ。

これはね、あまり手紙を書く習慣がないであろう若いデジタルネイティブに特に伝えたい。

手紙が刺さるプレゼントであり続ける理由

私個人が思うにですよ。繰り返しになるけど。

ある一定期間をともに過ごした人からのメッセージは、“リアル”!!!生々しさ・臨場感が段違いだからです。“粗削り”“美しくないから”とも言い変えられるかもしれません。

手紙のリアルさと対局にあるのは、「平素よりお世話になっております」などの定型文かな。雇われで働いてる時、すごく嫌だなぁと思いながら取引先に送っていた記憶が鮮明に残ってます。もーほんと上っ面。。。

どこか遠い国の知らない誰かが何をしようと、自分には関係ないことだと思ってしまう。実感が伴わないものにまるごと心を持って行かれることはないですよね。でも手紙にはそういうパワーがある気がするんです。

攻撃力で言うと、岩タイプのイシツブテに、水タイプの技:ハイドロカノンをくらわせるのと同義。(ポケモンをされたことがない方はごめんなさい)

私アヤにとって手紙とは

私にとって手紙とは、“自分の気持ちを伝える最も効果的な方法”でした。

頭の中で文章を組み立ててから口にするイメージ。

考えながら話す、ということがどうしてもできない。

思考を言葉としてアウトプットまでに時間を要するタイプの人間で、テンポの良い会話が上手く出来ません。※

※ただし、心を許した人にはめっちゃ喋ります(笑)

感情表現に乏しく、「何を考えているかよくわからない」と言われることもしばしばありました。

沈黙が苦手だから、誰かに喋っていて欲しいのですね。

沈黙が生まれると、静寂を破るために自分が何か言わなきゃと焦って、変なことを口走ってしまう。

そのたびに、あぁ、またやってしまった。ずっと誰かといると消耗してしまう。と猛省。

落ち着ける一人の時間を取って、自分の思考を文字化していく作業がものすごく好きだったんですね。

幼少期

共働きの両親のもとに育てられた一人っ子の私は、しばしば祖父母の元に預けられてました。

父方の祖母宅は実家から車で30分ほどの距離。

一方、高知県出身である母方の祖父母宅は、車で行くと7-8時間かかりました。

どちらの家にもしょっちゅう泊まりに行き、気ままに過ごしていたのを覚えています。

祖父母は私をとても可愛がってくれました。

特に父方の祖母:はるえは、孫の中で私を一番可愛がっていたと思う。

私の両親は年の差27歳婚で、私が生まれた時、父は51歳。祖母は74歳だったはず。

私ははるえさんにとっての「最後の孫」だった訳です。

はるえさんは新聞広告のチラシを切り取り、裏面をメモ代わりに使っていました。

私は数日間祖母の家に泊まった後、はるえさんに対する感謝の気持ちを広告のウラにしたためて渡しました。

「おばあちゃん、ありがとう」と子どもの字で書かれたへたくそな手紙。

はるえさんは一枚も捨てずに全部保管していてくれました。

私が大学生の時、はるえさんは96歳で天寿を全うしました。

お葬式にて、出棺前の最後の面会の時間。

私は叔父から預かっていたチラシのウラに書かれたメッセージの束をお顔のそばに置き、「おばあちゃん、ありがとう」棺を閉じました。

大人になってからも

ゲストハウスで働いている時、退職する同僚たちに必ず渡していた『表彰状』。

想い人に好きだと伝える『ラブレター』。

言葉にならない思いをできるだけ細かく書こうとすると、文字数が増えすぎてA4用紙6枚になったこともありました。あれはさすがに重かったかな(笑)

どんな手紙が良いの?

相手の胸に刺さる手紙を書くコツはたった一つだけ。

飾り立てず、あなたの素直な思いを思いつくまましたためましょう。

美しい文章を書く必要はないです。ただし、ウソや偽りはいけません。純度100%、本音で勝負。

口にするのが照れくさくて言えなかったような心情もバンバン書くことをお勧めします。

あ、書いている途中に冷静にならない方がいいですよ。照れが入ると攻撃力が弱まってしまいます。

注意事項

手紙を書く上で気を付けたいのは、相手からの見返り・返礼品を狙って書かないことです。

自分の気持ちを伝えたい、それ以外の動機で手紙を書いてはいけない。

気持ちの機微を100%正確に表現することはできないかも知れない、その絶望も含めて伝えるのです。

まとめ

手紙を書くのは楽しいです。自分さえ知らなかった感情に出会うきっかけになるから。

人の人生はせいぜい100年足らず。70億人を超える、地球上のすべての人に会うことは現代の技術では不可能です。だからこそ、いつも会える人、そばにいる人は本当に大事にしたほうがいいです。やり過ぎかってぐらいやっても足りないと思う。

一言「ありがとう」と伝えるのも素敵だけれど、差別化を図る意味でも、もうひと手間かけてみるのはいかがでしょうか。

感謝の言葉に、ともに共有した経験を添えれば、手紙を渡した相手にとってあなたは特別な人になりますよ。

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