【まずはお試し移住】地方との二拠点生活を始める前に利用すべきサービス5選
こんにちは!紀伊半島で一人暮らし中のアラサー女子:アヤです。
私は大阪出身和歌山県在住のフリーランス女子で、2019年4月に和歌山に拠点を移してからあと2ヵ月で3年になろうとしています。
今日はIターン移住者である私が、いつかは地方移住を検討しているけれど、どこにしようか決めかねている人。移住先を決める判断材料としてまずは一度現地に行ってみて、地元の人との交流をしてみたい…という方におすすめの、「移住候補地の生活を体験できる」サービスを5つ紹介します。
メジャーなものも含まれているかもしれませんが、実際に使用した人の感想も含めてかなり詳しく解説しますので参考にして頂けるかと思います。
なお、おまけとして記事最後には私アヤに移住相談を申し込めるサービスもご紹介します!
まずお試し移住とは?「本格的に移住する(例:住民票を移すなど)前に、“旅人”として地域を訪れること」だと理解してもらえれば良いと思います。
日本には本当にたーっくさんの地方自治体があり、名前も聞いたことがない場所のほうが多いはず。その中からたった一つを選ぶことは至難の業。(既に移住候補先が決まっている方は本記事はあまりお役に立てないかもしれません;)
ではこれからプチ移住体験をするサービスを5つご紹介します。それではいきましょう。
①HafH(ハフ)
HafH(ハフ)は、株式会社KabuK Style(カブクスタイル)が運営する、光熱費や備品、インターネット費用などを含め、毎月定額で世界中の登録施設に滞在できるサブスクリプション型のコリビングサービスです。 全国1017以上の宿泊施設が提携しており、月額料金を払えば泊数制限を超えない限りどこでも好きな所に泊まり放題という旅好きにはたまらないシステム。
今月はあまり出かけられないな…という時はいつでも「おやすみハフ=休会」ができることも利点のひとつ!私は2021年8月ひとつき「ちょっとHafH」を利用してましたが、9月以降はずっと「おやすみハフ」しています(笑)
HafHを利用する際に気を付けたいのは、バックパッカー宿など1泊あたりの宿泊代金が3,000円を下回る場合だと、HafH経由で予約するメリットがあまり無いということ。
もうひとつは、GWやお盆などの繁忙シーズン中はHafHとの提携を中止している宿があることです。HafHから予約する前に宿泊施設に連絡するなどして事前に確認しておくことをおすすめします。
私はお盆の時期に「ちょっとHafH(16,000円)」で5泊しようと思っていた宿でHafHプランが使えず、19,800円を払った苦い思い出があります。必ず事前に確認しましょう!
②aDDress
ADDressとは、株式会社ADDressが日本各地で運営する家に定額4万4千円~/月で住めるサービスです。選べる拠点の総数は、2021年12月時点で210カ所。
電気代・ガス代・水道代は全て込み。敷金・礼金・補償金などの初期費用は一切なしで、何度でも移動OK。aDDressがHafHと違うのは、パートナーも追加料金なしで個室で一緒に住めるという点ですね。カップルやご夫婦で申し込むならお得です。
HafHが数泊単位の「旅」寄りなのに対して、aDDressは「住む」寄りの印象ですね。既にリモートワーク出来るお仕事があり、しっかり腰を据えて地域に住んでみたい方にはおすすめです。
同じ施設内の別室に他の人が暮らしているケースもありますが、すべての施設には家守(やもり)と呼ばれるADDressの家で生活をサポートするコミュニティマネージャーがいるので安心です。
③おてつたび
おてつたびは、関係人口(地域のファン)を創出するマッチングサイト。地域を訪れるあなたが働き手となり、地域の農家さんや宿泊施設の“おてつだい”をすることで、滞在中の宿泊代金が相殺されるというサービスです。PR TIMESによると、2021年8月時点で47都道府県に展開しています。
募集要項を見てみると滞在費だけでなく食事を提供してもらえる場合も。訪れる人にとっては滞在に係る費用を抑えられるだけではなく、お仕事を通して地元の方との交流が出来ることがなんとも魅力的。
私が一昨年出会った東京の女子大学生も、一番最初はこのサービスを利用して和歌山に来てくれました。おてつたびを利用するまでおてつたび先の地域をほとんど知らなかった参加者が6割以上というデータがありますが、彼女もその一人でした。
彼女はおてつたび終了後も、当時お世話になった宿泊施設に泊まりに行っています。私のもとに遊びに来てくれたり、おてつたびが関係人口の創出につながっていると実感します。
株式会社おてつたびの代表:長岡里菜さんのツイッター見たら、若くて可愛いお姉さんでびっくりΣ( ̄□ ̄|||)スゲー
④SAGOJO
SAGOJOは、旅先で「シゴト」をすることで、クライアント(企業・地域)から「リターン」を受け取りながら旅することができる「すごい旅人求人サイト」です。
地域での“ジョブ”をこなす対価として旅費を負担してもらえる点はおてつたびと近いですが、“ジョブ”の内容が実際に地域に赴くものから、自身の撮影した写真やライティングスキルで地域を宣伝するものまで本当に沢山種類があります。
私のサゴジョブ経験は、Twitterで大斎原の写真を投稿したこと!下に載せておきます
SAGOJOは、旅人が「地域のお手伝い(=サゴジョブ)」をすることによって無料で宿泊(2泊〜最大1ヶ月)できる、旅好きのための拠点『TENJIKU(テンジク)』を運営しています。地域とより深く関われる新しい旅のスタイルとして、その拠点を全国へ拡大しています。
私が一時期居候をさせてもらってたゲストハウスはてなしもTENJIKUの拠点のひとつ!
⑤SMOUT
SMOUTは、地域の人(自治体、事業者、個人など)が、地域に興味がある人を募集し、直接スカウトすることができる「スカウト型」マッチングサービスです。 つながりたい人と出会える。
興味があることをあなたのプロフィールページに設定しておくと、あなたが活躍できる地域やあなたが楽しく暮らせる地域からスカウトが届きます。興味があれば地域との交流ができるきっかけになりますよ。
移住後のミスマッチを防ぐために
いかがでしたでしょうか?
コロナ禍も後押しし、ひとつの場所に縛られない「暮らすように旅する」生き方が一気に普及してきました。
理想の環境での「新しい拠点」を手に入れる為に、まずはどんな地域があるのか情報収集から始めてみませんか。移住先でお悩みの方はぜひ一度、上記で述べたようなサービスを使ってみてください!
実はHafHとSAGOJOの代表には直接お会いしたことがありますが、お二人とも旅への好奇心とエネルギーに満ちた本当に素敵な方です。名前も知らなかった地域と交流を持てるチャンスを提供してくださっているのですから、これを活かさない手はありません。
ちなみに私flatoというサービスに移住者の先輩として登録しておりますので、地方移住に関するご相談を受付ております☺お気軽にご連絡くださいませ←flatoは紹介しないんかい!(笑)