【地方移住】田舎暮らしのメリット4選
突然ですが、あなたは都会派ですか?それとも田舎派?
私は大阪府で生まれ育った俗にいう「都会っ子」だけど、断然「田舎」派です。
都会では電車は5分待てば次が来るし、お金を下ろしたくなったら、そこかしこにあるコンビニのATMに寄れば良い。
そういうのが当たり前だから、「なんてありがたい!私は恵まれてる!泣」とわざわざ思ったりしなかった。
文句のつけようのない便利な生活。私はそんな“便利な生活”を見限った。
今は和歌山県田辺市本宮町湯峰の元職場のえんがわでPCをカタカタしている。
大阪を離れた生活は合計1年が経過した。たかが1年、されど1年。
率直に言って、こちらの生活はすごく自分に合っていると思うし、大満足している。
どうして都会生まれの私が田舎派なのか?4つ理由があるのでこれからお話していきたいと思う。
①いつでも自然が身近に
「人間には自然を求めるタイミングがある」
この言葉をどこで聞いたかは覚えてないけれど、本当にその通りだと思ってる。
まぁ私たち人間だって動物な訳だし。
雑誌 Landscape and Urban Planning が発表した研究によると
緑に囲まれて生活していると、都市部にいるよりストレスホルモンのコルチゾールが減ることが確認されてるんだって。
確かにずっと街にいると疲れてきて、自然の中に行きたくならない?私はなる。
私も今はひとたび家の外に出れば視界のどこかには必ず木々が目に入るし、家の近くに流れる熊野川はものすごーーーく澄んでいる。
天気の良い日には鳥のさえずりとか聞こえちゃって。空も広くて大きいし、夜はたくさんの星が輝いている。
この感覚を的確に表現するのは難しいけど、癒されるんだよね…。
②温泉がたくさん
皆さんも温泉好きですか?
これも自然の一つではあるんだけど、温泉がそばにあるというのも大きな魅力のひとつ。
温泉には保温・血行促進・デトックス・美肌効果があったりいいことしかない。
私が暮らす本宮町には湯の峰(ゆのみね)・川湯(かわゆ)・渡瀬(わたぜ)という3つの温泉郷がありまして。
あ、本宮三温泉郷についての紹介記事も書きたいわね!書きます!
3か所とも自宅から車で10-15分あれば行けてしまうので、いつでも良質な温泉に入り放題なのです…!!
「昨日は湯の峰に行ったから、今日は渡瀬に行こうかなー♡」という贅沢な発言を皆繰り広げてる。
露天風呂から見える夜空は冗談抜きで最高!毎日、星見風呂です。
③時間とお金が不毛に消費されない
大阪にいる時はコンビニをはじめとする24時間営業のお店がいつでも身の回りにあった。
駅の近くには魅力的な飲み屋さんがそれはそれは恐ろしいほど沢山並んでた。
お酒好きの私は自分を律する力が弱くて…本能の赴くままにしょっちゅう飲み屋に足を運んでは散財してた(笑)
たった一晩で諭吉(1万円札)を何人葬ってしまったことか;
ところが現在の私の家の近くのスーパーは夜6時半で閉店するし、もちろんコンビニなんてあるはずもない。
夜開いている飲食店は3つしかなく、どこも車がないと行けない距離にある。
お酒を飲んでしまうと車では帰ってこれない為、必然的に自炊することが多くなる…(どんだけお酒を飲みたいんや)
日が暮れると外は何も見えないぐらい真っ暗で、本当にただの闇..
ま、慣れてしまえば何てことはないんだけど。
夜遅くまで飲み歩いて終電を無くしてタクシーで帰宅…という風に散財しまくっていた私は今
17時半に帰宅し、お風呂に入り、夕食を作ってから就寝するまでの数時間を
執筆の仕事をしたり、このブログを書いたり、翻訳課題に取り組んだり、読書をして過ごしている。
無意味にお金を使うことがない。
④“選択疲れ”をしなくなる
「多すぎる選択肢は人を不幸にする。」
街にはものが溢れており、選択肢は無限にあった。
例えば、ランチに入るお店をどこにする?とか。都会にいると入る飲食店の候補が何十~百とか、多すぎてまず数を絞るので大変。
食に強い関心を寄せていない私は正直「なんでもいい」と答えたかったけれど
このシーンで「なんでもいい」という返答をするのは、無責任だと思っていたから頭をひねって「和食かなぁ」とかいつも適当に答えていた。
食にこだわりがある人には街のほうがいいのかもしれないね(笑)
私は“選択疲れ”をしていたんだなぁと、山々を眺めながら痛感しているところだ。
田舎には都会みたく膨大な選択肢はない。
(まずは感覚やセンスで膨大な選択肢を少なく絞り、最後の1つを選ぶのは論理や理性ということらしい)
あったとしてもせいぜい5つぐらいだし、てか定休日や不定休の可能性もあるし、その中から選ぶことは容易い。
まとめ
都会がいいのか?田舎がいいのか?
この問いに普遍的な回答はなく、結局その人次第ということにはなるんだろうけど。
外的要因に注意がそがれやすい私にとっては、自分の内面に集中しやすい静かな田舎が良いみたい。
今回はその理由を4つ挙げました。
皆さんも、何が自分にとっての“快”なのかを見極めて、
もし仮に今いる環境がしっくりこないと思うのならそれはどうしてなのかをじっくり考えてみましょう。
皆さんが自分らしく快適に毎日を過ごせる場所を見つけることができますように。