大阪と和歌山の二拠点生活

意図せず和歌山県田辺市は本宮町に舞い戻ってきて早いもので半年が過ぎた。

相変わらず観光客は少なく、英語要員として雇ってもらっている観光協会でも出番はほとんどないけど

2019年上半期に宿の店長をしていた時に比べればまだこのあたりの観光資源に対する知識も深まったかな。

実は先日、大阪府堺市に住む私の両親が本宮へ遊びに来た。

14歳になる愛犬エルを連れて山田夫妻が運営する権現堂に宿泊させてもらったのだけれど、

なんだかものすごく気に入ったらしい。

他人に異常なまでに気を遣う母親は、人の好意に“恐縮”こそすれ“感謝”し、“甘える”ことが本当に苦手だから

実際に来る前は心配していたけれど、

権現堂の山田夫妻や西川さんのおかげで楽しい時間を過ごすことができた模様。

世間で最近浸透しはじめている二拠点生活について考えてみる。

よく持たれるイメージとしては、東京や大阪などの都市住民が農山漁村などの地域にも同時に生活拠点を持っていること。

私の両親もこれに当てはまる。

日経クロストレンド編集部が東京23区に住む20代～50代の男女1000人に対して行ったアンケートによると

東京都外の地方へ移り住みたいと考えている人は3割に上ったそう。

参考URL：https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00415/00001/

二拠点生活と言ってもその形は人によってさまざまで、都市と農村のみに限られない。

私の知人にも和歌山県田辺市内で住居を2箇所持っているという人もいる。

令和3年3月9日、全国約６００の地方自治体と国土交通省など４府省が共同で、「全国二地域居住等促進協議会」を設立。

地方移住への関心度合いはますます高まりを見せている。

（地方移住への関心度・統計調査）

コロナ禍の影響を受け、オフィスに出勤せず自宅から仕事をするテレワークが普及したことも大きな要因となった。

各自治体で補助金が受けられるケースもある。

大阪に住んでいる両親が本気で和歌山との二拠点生活を考え始めた。

基本は私が住み、両親は月に一回程度来たいとのこと。

母はもともと草花が好きで、ガーデニングやDIYをして環境をリノベしてみたいんだって。

二拠点生活をしたいなら権現堂は？と思ったけれど

母はかなり気にしいな性格のため、よその家におじゃまするとなると、どうしても精神的に疲弊してしまう。

（私が住んでいる家なら気つかわなくていいのに…とのこと）

和歌山での拠点を見つけるべく、これまで私が何を行ったかを書いて行きたい。

少しずつ和歌山での知り合いも増えてきて、Facebookの友達も400人に迫る勢いに。（この友達の少ない私が…）

町内には不動産屋さんもない。どうしたものかと困った私は

本宮で両親の二拠点生活用の家を探している旨を自分のFacebookページで投稿してみた。

https://www.facebook.com/u.v.u.aptzzz/posts/2211619465637551

すると、ありがたいことに様々な方から反応があり。

さくら診療所の山下さんの奥さんから、本宮町大居の土地をいくつかご紹介頂けることに…!!

皆とにかく優しいTT

本宮行政局の職員 “松葉さん”にも両親が二拠点生活をしたいことは伝えてある。

本宮町では物件のことは松葉さんに訊くのが定石らしい。

松葉さんはTHE★気さくなおっちゃんって感じ。魚釣りが趣味だそう。

今はそんなに目ぼしい物件がないとのことだったけれど。

あればまた教えてくれるそう。

3月12日（金）朝9時半に山下さんと集合。

縁ga環の内山さんとお子ちゃん2人も一緒に車で大居を周り、色々な場所へ連れてってくれた。

（家探しの際の写真何枚か掲載）

本宮大社の旧社地：大斎原が見渡せる場所や、10年前に老夫婦がご逝去された家など。

300-400万円あれば立派な家屋が買えるのか！と勉強になりました。

週明けにでも行政の松葉さんの所へ話を聞きに行こうかなぁーーーー

もし自分の家を構えたら、自分の友人にも泊まってもらえる！

バーカウンターとチェアを作ってくれたユウジロウや伊勢神宮で人力車を押すmikiさんなど、

時々本宮に来てくれる仲間たちの家としても使ってもらえたらいいなぁと。

居住と旅行の間。彼らのような人たちを関係人口っていうんだそう。

英語塾なんかをやっても面白そう！

私は本宮でマイハウス+両親の第二の拠点を見つけることができるのか！？

続編に乞うご期待！