[植物図鑑] 熊野古道に咲く花 ~春 ver~
昨日、大日山周遊ルートを歩いてきました!結論から言うと遭難しかけました、はい!;
湯峰を8:40に出て、大日越を歩いて本宮に着いたのが10:00すぎ (写真を撮りながらゆっくり歩いた)
しばらく舗装道を歩き、備崎橋付近から林道に入ったのが10:20ごろ。
本宮~請川~渡瀬~湯の峰と昼すぎには戻ってこれるはずが、
渡瀬のすぐ近くの山中で迷ってしまい、結局職場の先輩に迎えに来てもらいました;;
プチ遭難の件は、記憶が新しいうちに別記事にでもまとめようと思います。
(湯の峰に着いたの15時過ぎてた;)
とにかく、今回は古道歩きで出会った花たちのまとめを書いていきます。カクテルにするぞー!
シャガはアヤメ科アヤメ属の多年草で、原産国は中国。人里付近など湿り気の多い薄暗い場所に自生するそう。
開花時期は4月~5月。
本宮町の入り口や、備崎橋正面の無人みかん販売所付近にも一面のシャガ畑が!✨
アセビ (馬酔木)
アセビはツツジ科アセビ目の常緑低木で、開花時期は2月~4月。
アセビは古道沿いのそこかしこに咲いていました。
アセビは株にアセトポキシンという有毒成分を有しており、葉っぱを食べた馬が酔っ払ったようにふらふらしてしまったことから、馬酔木(アセビ)と名付けられたそうです。
クリスマスカラーで綺麗だなぁと思ったけど、クリスマス・チアという種類のアセビも実際に存在するんだって。
ちなみにこの写真のはネット上の写真と比較して見たところ、クリスマス・チアではなさそう。何だろう…
ウラジロシダ
ウラジロシダはウラジロ科の常緑多年草。
熊野川をバックに、備崎橋~請川の林道沿いに鎮座されておりました。
シダってめちゃくちゃ種類あるよね;;
トウダイグサ
トウダイグサはトウダイグサ科の二年草。本州~九州にかけて広く分布し、日当たりのよい道端などに生息している。
茎や葉を傷つけると白い乳液を分泌し、白い液に触れるとかぶれ、口にすると吐き気を催す。
このかわいい見た目に反して有毒とは。( ゚Д゚)!
私は備崎橋~請川に続く林道を歩いている時にトウダイグサを確認しました。
環状でなんだか頭にかぶせられそうだなーと思いながらパシャリ。
ニガナ
ニガナはキク科の多年草。
路傍・田畑・山野に普通で環境により多形を示し、日本全土、東アジアの温帯~亜熱帯に分布する。高さ約40~70cmで、茎は上部が枝分れし白汁を有し、苦味が多く、和名の由来にもなっている。根出葉は柄が長く、茎葉は基部が茎を抱き、下のものほど細長いとのこと。
水分がなくなって広がった絵具の筆のようにも見えました(;^_^A
ボタンザクラ
請川で林道の入り口を探して彷徨っている時に出会った、ボタンザクラ。
大斎原や七越峯の桜はもう見ごろを終えてしまっているから、こんなたわわに実った?桜を見ることができて感動した。
迷っているにも関わらず舞い散る桜の花びらをずっと見てた私←
発心門王子ではウコンザクラという違う種類の桜が咲いているんだって!
まとめ
カクテル作りの参考になりそうな草花たちに沢山出会えて嬉しいー!!!
その前に、遭難しかけて色んな人にご迷惑をおかけしたのは事実。反省しております。
すみませんでした。
山歩きに慣れてない人が歩いたことのないコースに一人で挑むのは無謀です、山をなめてはいけない!!!
皆さんもくれぐれも無茶をしないように。気を付けましょう。