田舎で英語を活かす!通訳スタッフ&英会話アシスタントという働き方

こんにちは、Ayaです。

週4日会社に勤めながら、和歌山の山奥で個人の活動を育てているアラサー会社員です。
「田舎に住んでいるけど、収入がギリギリ」
「いつか地方移住したいけど、仕事面が不安」
そんな方に、地方にいながらも複数の仕事で生計を立てている私の実体験が少しでも参考になれば嬉しいです。


英語を活かせる場が、田舎にもあった

英語力を活かす仕事といえば、都市部や企業が中心と思われがちですが、地方にも「ちょっとした英語スキル」が求められる現場は意外と多くあります。
今回は、私が関わっている 英会話教室のアシスタントと、観光業での通訳・英語ガイドの仕事についてご紹介します。


英会話教室アシスタントとして

2025年3月から、副業として週1回、町の英会話教室でアシスタントを務めています。
この教室は町の教育委員会が委託運営しており、ALT(元外国語指導助手)だったアメリカ人の先生が担当。
私はそのサポートとして、小中学生たちとプリントを解いたり、英語のカードゲームを一緒に楽しんだりしています。

驚いたのは、「英語が話せる人」が地域ではまだまだ貴重な存在だということ。
知人から「英会話を教えてほしい」「TOEIC対策できない?」といった相談もよく受けます。

地方に来る前は「英語が得意な人なんて山ほどいる」と思っていましたが、ここでは“ちょっと英語が話せる人”がすでに「求められる人材」。
そんな気づきが、自信や次の仕事にもつながっていきました。


通訳スタッフ・ガイドとして

▷ カヤックツアーの通訳

私が暮らす町では、20年以上続くカヤックツアー事業があります。私はそのインバウンド対応の通訳スタッフとして、約4年前から不定期で参加しています。

  • 乗船前の注意事項説明
  • 支払い方法の確認
  • 英語でのパドル講習
  • ツアー中の景勝地紹介や安全確認

など、必要に応じてサポートを行っています。
実はこのカヤックインストラクターは、私の義父と義姉。夫と知り合う前から、彼らのツアーに通訳として関わってきました。

本業(旅行会社)と繁忙期が重なるため、なかなか頻繁には稼働できていませんが、いずれもっと自由な働き方に移行して、お役に立てる場を増やしたいと思っています。


▷ クルージングの通訳

海にも面しているこの地域では、クルージング体験も人気です。
以前、事業者の方から依頼を受けて、船に乗って釣りや景色を楽しむ観光客向けに通訳をしたことがあります。

船長の説明をその場で英訳したり、おすすめスポットや魚の名前を紹介したり。
個人的には、船の上でBGMを流してもらえるのが最高の癒やしポイントでした。


▷ 熊野古道の英語ガイド

熊野古道は世界遺産にも登録され、私の住む地域からもアクセスが可能です。
実際、訪日観光客の間でも人気が高まっており、2023年には約3万人以上の外国人が熊野古道を訪れたという統計もあります(和歌山県観光振興課調べ)。

私は「高野熊野地域通訳案内士」の資格を保有しており、英語ガイドとしても活動できます。
ただこの分野は、収入が安定しにくい・若手ガイドが少ない・知見あるベテランが高齢化しているといった課題もあり、まだ本格的に活かせていないのが現状です。

でも、この資格と経験を無駄にせず、今後はもっとガイドの仕事を増やしていきたいと思っています。


「田舎には仕事がない」とは限らない

Webに出ていない、誰も求人票を出していない。
それでも、人づてに巡ってくる仕事が田舎にはたくさんあります。

英語力を活かす場も、ALTや翻訳といった明確な職種でなくとも、
「たまたま英語が必要になったから声をかけられる」
そんな関係性から始まることも多いです。

地方で働くとは、**“仕事を探す”というより“役に立てる場を見つける”**ことかもしれません。


最後に

都会と違ってチャンスが限られている。
でもそのぶん、一つひとつの仕事が誰かの助けになっていたり、地域に根づいた関係になっていたり。

そんな「田舎で英語を活かす仕事」、あなたならどんな形を思い描きますか?

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あや
  • 大阪出身、和歌山在住6年目。アラサー女。旅行系ベンチャー企業の会社員。自治体SNSの中の人。たまに通訳・翻訳やったり。

副業地方移住

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