観光協会職員がオススメする【熊野本宮温泉郷】の魅力

こんにちは。大阪府生まれ、和歌山県田辺市本宮町在住のAYAと申します。

2020年の8月から熊野本宮大社の正面に位置する熊野本宮観光協会の臨時職員として仕事をしています。

去年から続くコロナ禍の影響により外国人観光客は激減し、しばらく英語を話すこともありませんでしたが

最近になってまた外国人観光客をちらほら見かけるようになりました。いやぁ。本当に嬉しい限り。。。

この記事では、私が観光協会でもよく案内している、本宮町内の名だたる3つの温泉郷

本宮三温泉郷(湯の峰温泉・渡瀬温泉・川湯温泉)の魅力についてご紹介したいと思います。

まだまだ県を越えての遠出をしづらい状況ではありますが、

いつの日か皆さまにも和歌山県田辺市本宮町へお越しいただけたら何よりです^^

まずは、私が2019年4月~9月に店長を勤めていた宿:ジェイホッパーズ熊野湯峰ゲストハウスのある【湯の峰温泉】から。

湯の峰温泉へは熊野本宮大社から車で10分ほど。バスの場合は約20分です。

公衆浴場(2020年8月~2022年4月まで使用不可)前の橋から撮影。
湯の峰温泉には名物女将が営む古き良き旅館・民宿がたくさん!

湯の峰温泉が発見されたのは今から遡ること1800年以上前と言われています。

す、すごい…!

JR紀伊田辺駅から路線バスでなんと約2時間かかる超秘境!紀伊田辺駅~湯の峰温泉間にあるバス停の数は81。

紀伊田辺駅から車の場合は、国道311号線を通って約1時間20分あれば着きます。

湯の峰温泉に降り立った瞬間、温泉の硫黄の匂いがプンプンします。

湯の峰温泉と言えば、1日に7回色を変えるとも言われる【つぼ湯】※が有名。

私が入浴したのは2019年の11月でした(当時は大人1人780円)

つぼ湯は入浴できる世界遺産で、30分400円/人です(2021年4月現在)。

つぼ湯は文字通り岩穴に張られた湯につかるものなので、そこで身体や頭髪を洗うことは出来ません。

※熊野古道「紀伊山地の霊場の参詣道」の一部として登録されております。

あとは写真の中央にも映っている【湯筒】ですね。

湯筒は公共のお鍋のようなもの。90度の温泉が湧いていて、卵や野菜を茹でられます。

元同僚2人と2020年3月に湯の峰に来ました。2人が覗き込んでいるのが湯筒↓
木の柵の中で温泉がぐつぐつ。赤いネットの中には卵が。
卵は湯筒正面のVショップで買えます

2020年8月~湯の峰温泉集落内には飲食店がありません。ご注意ください。

渡瀬温泉

渡瀬温泉と言えば、なんと言っても「わたらせ温泉 大露天風呂」!

1回900円とチョットお高め!?でもじゅうぶんに価値あり!

週末にはたくさんの観光客で賑わっています。

広々とした露天風呂に浸かりながら、星を眺めてホッとひと息つけますよー!

私を含む本宮町民の多くは18,000円で購入できるわたらせ温泉の年間チケットを所有しています。

露天風呂の他にもうひとつ、キャンプ場併設の「渡瀬温泉センターおとなしの郷」もあります。

(おとなしの郷の写真あんまり撮ってなかった、後で撮りに行って載せます;)

おとなしの郷の入浴料は620円/人です。

おとなしの郷の近くにはとっても美味しい焼き鳥屋おかげさんもあります。

川湯温泉

湯の峰温泉・渡瀬温泉から車で5分圏内の川湯温泉。

川湯温泉にも大塔川沿いに良宿が並んでいます。

川床からポコポコ湧き出す温泉と熊野川の支流:大塔川が混ざり合う不思議な場所!

川そばの地面を掘るとたちどころに温泉が湧き出てきます。

12月~2月の間には仙人風呂も楽しめます!

川湯の良いところは、とにかく水が澄んでること。息を飲むほど綺麗。

階段を上るとすぐ左に受付があり、会計を済ませて奥の温泉に進む

川遊びで冷えた体をしっかり温めたいときは、近くに川湯温泉公衆浴場もありますよー!250円/人。シャンプーリンスありません!





まとめ

車で10分圏内で上記の3つの温泉郷に行くことができる最高の場所。

温泉で日ごろの疲れを癒した後は、熊野古道ビールで一杯なんていかがでしょう?

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