気まぐれバーテンダーが語る、ぜひ来店して頂きたいお客様の特徴3選。
こんにちは、アヤです。9月以降本格的に自分のバーを運営するにあたり、ずっと考えてきたこと。
それは…どのような方にバーに来て欲しいか。
Aya’s bar MILIEUは4席のみの完全予約制&会員制バー。私が「来て欲しい」と望む人たちにだけ来て頂くつもりです。残念ながら私は全ての方に分け隔てなく接するということがどうしてもできません。4年半宿泊業に従事してみた結果、サービス業には全く向いていないと自覚しました。ムカつく人はムカつく。好きでない人とは喋りたくありません。どんだけ高慢なんだよと自分でも思いますが、こればかりは変えようのない事実だから仕方ありません(笑)
「この人とはしゃべりたくない」態度に出してしまうと周りの方の気分を害してしまう…考えた結果、私がお話したい方々だけをお招きすることにしました。なんて最高な場所。想像しただけで酒が進む。私だけでなくせっかくお越しいただいたゲスト様にとっても居心地の良い空間であるべく、Aya’s bar MILIEUの確固たる世界観を共に創っていきたいと思う次第です。ご指導ご鞭撻の程よろしくお願い致します。
少し話が逸れましたが、私が歓迎したいお客様とは具体的にどんな人なのか?特徴を3つご紹介していきます。
常識的で、提示されたルールを守る
これは私のバーに関わらずどこに行っても基本的なことだと思うのですが。
「常識的なこと」「周りに迷惑をかけない」
私もこれまでたくさんお酒を飲んでたくさん失態を犯してきましたが、大きい顔をして言います。せーの
酒に酔って大騒ぎするなどもっての他です!!!
…コホン。呑み助には呑み助のマナーがある。田舎はまだまだ車社会だから、飲んだ後に「大丈夫大丈夫~」と車で帰ろうとする人なんかは論外です。それで事故ったら私の責任になるからね。
お客様には必ず飲酒する前に帰宅する方法を明示してもらうようにします。そのへんお茶を濁す人にカクテルを作る気はない。(つまり飲酒できるのは歩いて帰れる人かハンドルキーパーを同伴させている人に限るってこと。やはりノンアルカクテルに凝らないとな)
常識的かどうかの判断基準?私が仲良くしたいな~と思う人かどうか、でだいたい見極められると思ってます。いかんせん仲良くしたいと思えるのは、20人のうち1人ぐらいの割合なんで。あ、すみません適当に言ってます。
熊野古道に関心を寄せる人たち
これを言うと家主の山田さんはむず痒いと言うけれど、私は「バーお客さんには、家主の山田さんと楽しそうに話しをしてほしい」と本心で思っています。
2004年に世界文化遺産に登録された『紀伊山地の霊場と参詣道』 、通称『熊野古道』※
※熊野古道についてはこちらで詳しく説明しています。
バーがあるのは熊野本宮大社のお膝元である和歌山県田辺市、本宮町。町内の各施設同様、アヤズバーも熊野古道と切っても切れない関係にあるのです。
熊野本宮大社と言えば、熊野古道“中辺路(なかへち)”を歩く人たちにとっての最終ゴール地点。熊野古道の歴史を伝承する語り部ガイド、保全活動を担う行政職員、熊野古道を研究する大学講師…などなど、本宮町にはさまざまなアプローチ熊野古道に関わる人たちがいらっしゃいます。私も観光協会職員として過ごした1年間だけで熊野古道に関わる人たちとお知り合いになり、色々な目線から熊野古道とは何たるやを教えてもらいました。何せ平安時代からえらい人が京都から熊野を目指して徒歩でやってきた訳だからな。特別でないはずがない。
家主の山田さん(旦那さん)も熊野古道のガイド。奥様は特定のガイド団体にこそ所属されてはいませんが、ご夫婦で京都の城南宮~本宮を3度歩かれた熊野古道のエキスパートカップルです。まじで凄い。2人で県内各所へよく歩きに行かれてます。この前はお客さんと古座街道の話で盛り上がってて楽しそうだったな~(私は話に全くついていけませんでした)
「熊野古道のことを何も知らない人は来るな」と言ってる訳ではありませんが、少なくとも興味は持っていて欲しい。「田舎は嫌だ~都会が好き~」「インドアだから山歩きとかやったことないし、今後やる気もないんだよね」という人は正直キツイ…。あれ、どうしてだろう耳が痛い…
熊野古道のエキスパートカップルに会いたければ、まずは私を倒してからで!
新しい出会いに意欲的で、傾聴意欲がある
新しい出会いを楽しんでくれる人…これも熊野古道に関わるかどうかと同じぐらい重要項目ですね。
私はふと「●●さんと△△さんを会わせたい!(※このとき●●さんと△△さんはお互いを知らない)」という気持ちになることがよくあり、それを実現させる場所としてバーに機能してもらおうと思っているからです。例えば、●●さんは富士山の山小屋で勤務したことがあり、△△さんは長野に住んでいて山登りが趣味…とか。あ、会わせたら素敵なことになるかも~!って予感が働くのです。これ、誰のことかわかっても言っちゃだめですよ!(笑)
熊野エリアの関係者でいくら常識的な立ち居振る舞いができる方でも、人見知りだから初めましての人と飲む気は毛頭ないんだよね~内輪でわちゃわちゃしたいだけ。と言われると、立つ瀬がありません。私は自分の知っている人同士の「初めまして」が好きです。そこから生まれる可能性に期待しているから。過去にはそうして会わせた結果意気投合し、カップルになった人たちもいましたよ。あれ、もしかしてわたし….結婚相談所やった方がいい??(笑)
ま・と・め
いかがでしたでしょうか?掘り下げればまだまだ喋れますが、このへんにしておきます。
上記の3つにひとつも当てはまらないという方は、ごめんなさい。バーテンダーとしての肩書を外した私で良ければ会いましょう。もし機会があればね♪
当てはまる方、隠れ家バーにご招待いたします。私に直接ご連絡を頂ければと存じます。いつやってるかは店主の私ですらわからないけど。ではでは(@^^)/~~~